この記事で伝えたいこと
・企業が顧客ｱﾋﾟｰﾙに使える資格を狙う
・実務経験無でも評価される資格がある
・それが無いと仕事できない資格を取る
再就職活動を経験して、中高年は
書類選考通過が非常に困難と痛感しました。
このため、
再就職成功の可否は応募書類でほぼ決まる
と言っても過言ではありません。
そんな状況のため、
応募書類に記載する資格を取得して
有利にしたいという考えが出てきます。
しかしながら、
再就職支援会社から言われた事は、
実務経験の無い資格は評価されない。
再就職のための資格取得は勧めない。
というものでした。
しかし、その後、再就職先で、
いくつかの資格取得を勧められました。
それは普段の業務では使わないが、
稀に必要になる資格や、
その資格を持つ社員が多いと、
顧客からの受けが良いというものでした。
このような資格は実務経験が無くても、
就職に有利になる可能性があります。
ここでは、その資格について解説します。
実務経験が無くても有利な資格
持っているだけで再就職の際に
有利になる資格ですが、
業種によって変わってきます。
ここでは、中小メーカーに再就職する際に
有利になる３つの資格について
難易度が低い順に紹介します。
＜第二種電気工事士 難易度：低＞
合格率50％以上と国家試験の中では
取得しやすい方です。
事務職では実務で使う事が無いため、
このような資格を持っていて効果があるのか
疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、中小企業では、
事務職も現場で作業する場合が発生します。
元々、従業員数が少ないので、
事務職も製造応援に駆り出されます。
このため、技術職で無くても、
社員に取得を要請する事が多いです。
なので、製造業に応募する場合、
事務職の求人であっても
持っておくと有利になる可能性があります。
＜QC検定3級 難易度：中＞
正式には品質管理検定3級で民間資格です。
これは、品質管理に関する知識を
どの程度持っているか評価する試験です。
これは免許では無いため、
これが無いと出来ない資格では無いので、
役に立たないと思うかもしれません。
しかし、製造業ではQC活動は必須であり、
社員に受験を推奨する企業も多いです。
そして、QC検定を持つ社員の割合で、
その会社を評価する顧客も増えています。
このような事から、実業務でQCを使わない
製造職以外でも取得させて、社内の取得率を
上げようとしている所もあるため、
持つだけで採用に有利な場合があります。
4～1級のうち、通常は3級が要求されます。
2級があれば一目置かれるようになります。
＜電験三種 難易度：高＞
正式名称は第三種電気主任技術者です。
国家資格で、合格率も10％と低いです。
ビル等の電気設備がある所には
必ず有資格者を置く必要がある為、
必要不可欠の資格なのですが、
実務経験無しは就職口が狭い事は確かです。
しかし、有資格者を確保したい中小では
未経験でも必要とする場合があります。
無職の時間を無駄にしない
これらの資格があれば、
必ず採用にプラスになる訳では無いです。
効果が無い可能性があるなら、
取得しても無駄と思うかもしれません。
在職中なら、そうかもしれませんが、
失業後は違います。
時間は余るくらいにある筈です。
就職活動と言っても、
仕事の様に一日中している訳ではないので、
かなり暇な時間が発生していると思います。
ここで薦めている資格取得とは、
無職中の空き時間を漫然と過ごさずに、
有効活用しようという前提の話なのです。
それに、常に目的意識をもって行動しないと
人はダラケてきます。
そして、それは負のオーラで現れてきます。
月一の失業手当申請にハロワに行きましたが
負のオーラー全開の失業者を沢山見ました。
あの様になると、仮に面接に進めたとしても
採用してくれる企業は無いでしょう。
再就職活動は半年はかかります。
その間の時間を有効に使い、
負のオーラーを出さないようにするためにも
資格取得に励むことは無駄ではありません。
資格の勉強＆応募活動も進める
紹介した３つの資格の勉強法ですが、
電気工事士と電験三種については、ユーキャン等の通信講座があります。
QC検定は、本を購入して独学になります。
私は2級試験は下記の2冊で合格しました。
このように資格を取得しても
再就職はもちろん簡単では無かったです。
再就職支援会社からは
「再就職は年齢数だけ応募しないと難しい」
と言われました。
しかし、年の数だけ応募すると言っても、
就職したい会社でなければ意味がないです。
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