【中高年】再就職活動が長期化した時に工場派遣も応募した話 | ものづくりエンジニアの仕事探し

【中高年】再就職活動が長期化した時に工場派遣も応募した話

就職活動

この記事で伝えたいこと

・応募した経験が再就職に役立った
・工場派遣なら50代対象の求人もある
・応募してから、そこで働くかを考える

再就職活動が半年も経過すると、
応募したい求人が殆ど無くなります。

求人を紹介してくれた転職エージェントも
サポート期間が3ヵ月間の所が多く、
自動的に退会となってしまいます。

もちろん、再度依頼できる所もありますが、
その後の紹介求人数は激減します。

どこにも応募していない状態が
続くのは精神的に非常に辛いです。

このため、この頃になると、
当初は見向きもしなかった派遣求人にも
目を通すようになりました。

私の場合は、メーカー勤務だったので、
これまでの仕事に少しでも近いという理由で
工場の求人を探して応募しました。

本記事では、
工場派遣求人に応募した時の経緯と、
その経験が再就職に役立った話をします。

工場派遣求人に応募した経緯

求人は以下のサイトから探しました。

コウジョブ
工場ワークス
工場求人ナビ

大手メーカーの工場派遣が多く、
求人に書いてある住所と業種を見れば
どこに派遣されるか大体わかります。

これらのサイトから応募すると、
その求人を取り扱ってる
人材紹介会社から連絡が来る仕組みです。

しかしながら、何の連絡も無い所や、
連絡が来て、派遣会社に登録しても、
仕事の紹介が無いこともありました。

でも、「ミドル活躍中」という求人もあり、
中高年という理由だけで、
仕事が見つからないということは無いです。

しかしながら、お勧めできるかと言えば、
必ずしも、そうではありません。

私の場合、応募して連絡があった
派遣会社に登録に行きました。

派遣会社の対応は悪くなかったのですが、
その後、派遣先に見学(※1)に行った時が
最悪でした。

※1:派遣社員の面接は法律で禁止されている為、
名目上、職場見学や顔合わせという体を取ります。

見学と言っても、就業場所の工場では無く、
派遣先である下請けの事務所に行きました。

その下請けの営業担当が非常に癖のある人で
何かとケチをつけてきてました。

私は終始おとなしく対応しましたが、
本当に頭に来たので、
ここに就業する気は無くなりました。

後日、派遣会社から不採用の連絡があり、
どちらにしても残念な結果となりましたが、

この派遣求人に応募した経験が、
その後の再就職に役に立ちました。

応募の経験が再就職に役立った

派遣求人に応募した事で、
色々言われて嫌な思いをしました。

しかし、そのことによって、
自分が置かれている立場や市場価値を
痛いほど認識することができました。

これまでとは同じ条件の仕事や職場環境を
望めない事は理解しているつもりでしたが、
「もしかしたら、あるかもしれない」
という考えがどこかにあったと思います。

今回の件で、その考えを改めることができ、
応募の幅を広げる事ができました。

その後の再就職先で不満点はありましたが、
自分の置かれている現実を理解してたので、
今も仕事を続ける事ができています。

あの時の経験がなかったら、
途中で辞めていたかもしれないので、
応募して良かったです。



応募した後で働くかを考える

293日間の就職活動を経験して言える事は
「とりあえず応募する」ことです。

沢山応募しても書類選考は殆ど通りません。

面接まで進み、会社や人を見た上で、
そこで初めて働くか考えれば良いだけです。

派遣求人については、私の時は駄目でしたが
もしかしたら、あなたにマッチしたものが
見つかるかもしれません。

また、派遣になったからと言って、
正社員になることを諦める必要は無いです。

仕事を続けながら、求人探しをした方が、
精神的に楽です。

仕事をしながらの就職活動は大変、
と思うかもしれませんが、

応募したい求人は、そうそう出て来ないので
長期戦の構えで行くべきです。

あと、無職だと相手に足元を見られ、
給与などの雇用条件を低く抑えられる

場合があります。

この会社に入社しなくても問題ない
という状態にして面接に挑んだ方が
媚びずに堂々とした印象を
面接官に与える事ができます。

なので、再就職活動が長期化したら、
工場派遣もチェックして下さい。

気になる求人があれば、
まずは話を聞いてみて、
嫌なら辞めれば良いだけです。

その経験が、再就職活動に幅を持たせ、
しいては、入社後も辞めることなく
続けていける可能性を高める事ができます。