この記事で伝えたいこと
・成果、工夫、頑張れた事をリスト化
・採用担当は最初の数行しか読まない
・職務経歴書の冒頭に最も力を入れる
中高年の再就職は書類選考を通過するのが非常に難しいです。
通過には、魅力的な職務経歴書が必須です。
希望退職時に利用した再就職支援会社からは
魅力的な職務経歴書を作るため、
『退職前に「仕事の棚卸し」をして下さい』
と言われました。
この「仕事の棚卸し」が再就職にとても役に立ったので紹介します。
「仕事の棚卸し」とは?
「棚卸し」とは、
仕事に関する色々な事を書き出して、
これまでの仕事を振り返る事です。
具体的にはこれまでの業務内容について、
成果、工夫、頑張れたこと、褒められたこと
を書き出していきます。
こうすることで、自分の強みを認識でき、
売れるキャリアに気づくことができます。
(何をしたいのか? 何が得意なのか?)
そうすることで、
職務経歴書にセールスポイントが的確に盛り込むことができます。
在職中に「仕事の棚卸し」をするメリット
先程の「棚卸し」の作成は、
自分の記憶だけでは不十分です。
そのため、過去の資料を見たり、
同僚に聞いたりする必要があります。
これは、在職中にしか出来ない事です。
また、業務内容だけでなく、
仕事に取組む姿勢や人間関係についても、
言葉にしていきます。
仕事で成果を上げるために関係者とどう付き合い、人脈を築いたか?
それを証明するエピソードを書き出します。
これは、会社の同僚に聞くのがベストです。
自分のことを客観的に一番見てくれている人だからです。
自分では意識していないが、
他人が見るとアピールポイントになる所があるはずです。
これらの事は退職後はできなくなる為、
在職中に済ませておく必要があります。
面接してみたいと思わせる職務経歴書にする
書類選考で重要な職務経歴書ですが、
再就職支援会社の話によると、
採用担当者は職務経歴書を
30秒~1分しか見てくれません。
中高年の職務経歴書となると、
20年以上の業務内容を記載するので、
数ページは必要になります。
しかし、30秒となると、
最初の数行だけ見て終わってしまいます。
このため、最後まで読んでもらうためには、
職務経歴書の最初の部分に設ける
要約や自己㏚が非常に重要になってきます。
ボリュームとしては300文字程度です。
ここに、棚卸しを行うことで認識できた
「自分の強み」「売れるキャリア」を
を盛り込みます。
そうすれば、その先の職歴の部分も読んでもらうことができます。
その後の職歴の部分も、
業務内容をただ列記するのではなく、
棚卸しで書き出した
成果、工夫、頑張れたこと、褒められたことを盛り込みます。
これにより、魅力的な職務経歴書になり、
採用担当者が会ってみたい、面接してみたいと思わせることができます。
それでも書類選考通過は厳しい
魅力的になった職務経歴書で応募しても、
書類選考通過は簡単ではないです。
私は50社応募で、通過はわずか5社でした。
再就職支援会社からは
「再就職は年齢数だけ応募しないと難しい」
と言われました。
しかし、年の数だけ応募すると言っても、
就職したい会社でなければ意味がないです。
ここで紹介する5社は利用した転職エージェント11社の中で、利用して良かった所です。
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