この記事で伝えたいこと
・エージェントは就職紹介所では無い
・登録時の職務経歴の書き方が超重要
・面談で品定めされている事を意識する
私は40代半ばで希望退職に応じ、
再就職活動をしました。
退職後、再就職まで半年かかりました。
活動期間は、会社から退職勧奨を受け、
在職中から始めたので293日間でした。
登録した転職エージェントは11社でした。
その中には 即レスでお断りメールが来たり、
反応無しの門前払いの所もありました。
その時の経験から、
中高年が転職エージェントに登録する時は
職務経歴の記入方法に工夫が必要
だと解りました。
これは登録時に断れないだけでなく、
登録後の求人紹介数にも影響してくるので非常に重要です。
本記事は登録時に重要な職務経歴の書き方について解説します。
企業に薦めたくなる人材になる
転職エージェントは企業が出す求人に合う人材を探しています。
つまり、就職紹介所では無いです。
これが分かれば、転職エージェントに対し、
相手にされない、求人が無い
という不満を持つのは無意味と解ります。
求職者がやるべきなのは、
転職エージェントが持つ求人に合った人材であることをアピールする事です。
これは職務経歴を詳細に書けば良いという訳ではありません。
中高年の職務経歴となると、
20年以上の業務内容を記載するので、
かなりのボリュームになります。
しかし、多くの登録者の経歴書を見るため、
全部読んでくれない場合があります。
そのため、冒頭に要点や自己PRを簡潔・明瞭に記載します。
読んだ人が興味を持ち、最後まで読みます。
書く内容は、これまでの仕事で、
どのような経験・スキルを身につけ、
それを活かして、会社だけでなく、
顧客や取引先等の周りの人達にどんな価値を提供してきたかを意識して書きます。
アピールポイントが思いつかない場合は、
「仕事の棚卸し」をすることで、自分のセールスポイントに気づくことができます。
<棚卸しについては下記で解説しています>
エージェントとの面談も面接のつもりで
登録後、断れることなく、面談することになっても油断は禁物です。
転職エージェントが企業に薦めたい人物は、
職務経歴が良くて、人柄も良い人です。
会話の内容だけでなく、話し方や態度で、
書面では伝わらないその人の持つ雰囲気が分かります。
紹介できる相手かどうか品定めされている事を認識するべきです。
そう考えれば、
面談時の服装はスーツで無くても良いかという質問は出なくなる筈です。
面談時の態度もおのずと決まってきます。
口コミで面談時の担当者の対応が悪い等を見かけますが、求職者は顧客ではありません。
応募した企業の面接のつもりで緊張感を持って臨んでください。
それでも断れる事もある
ここまでやっても断れる事もあるでしょう。
年齢フィルタで自動的に切る所もあります。
でも、腹を立てる必要はありません。
その転職エージェントが私達が欲しい求人を持っていないだけのことです。
だからこそ、
できるだけ多くのエージェントを利用して、
その中で自分に合ったところを少しでも増やすべきです。
ここで紹介する5社は40代半ばの、ものづくりエンジニアが利用できた所です。
職務経歴の準備を整えてから登録し、
緊張感を持って面談に臨むことで、
再就職を成功させて下さい。
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