【中高年】『転職が成功する人=仕事ができる人』ではない話 | ものづくりエンジニアの仕事探し

【中高年】『転職が成功する人=仕事ができる人』ではない話

就職活動

この記事で伝えたいこと

・ビジネス力=就職力ではない
・仕事の棚卸しで、強みを見つける
・読むと会いたくなる職務経歴書

40代半ばで希望退職に応じ、
約半年の再就職活動を経て、
再びエンジニアとして働いています。

この時、再就職支援サービス利用時に
学んだ事で印象に残っているのが、
『ビジネス力=就職力』ではない
という話でした。

これは、仕事ができる人が、必ずしも
転職が成功する訳では無い
という事です。

就職力とは、これまでやってきた事を
どう表現するかの力であり、
この力は就職の際に発揮される特有のスキル

なのだそうです。

つまり、応募活動でアピールする強みとは
仕事ができる・できないとは関係ない
です。

これまでの経験を振り返ることで、
「強み」は誰にでも必ずある物なのです。

本記事では、
その「強み」を見つける方法を解説します。

仕事の棚卸しで強みを発見

「強み」を見つける方法とは、
仕事の棚卸しをすることです。

「棚卸し」とは、
仕事に関する色々な事を書き出して、
これまでの仕事を振り返る事
です。

具体的にはこれまでの業務内容について、
成果、工夫、頑張れたこと、褒められたこと
を書き出していきます。

こうすることで、自分の強みを認識でき、
売れるキャリアに気づくことができます。

(何をしたいのか? 何が得意なのか?)

そうすることで、
職務経歴書にセールスポイントを的確に盛り込むことができます。

また、業務内容だけでなく、
仕事に取組む姿勢や人間関係についても、
言葉にしていきます。

仕事で成果を上げるために関係者とどう付き合い、人脈を築いたか?
それを証明するエピソードを書き出します。

これは、会社の同僚に聞くのがベストです。
自分のことを客観的に一番見てくれている人だからです。

自分では意識していないが、
他人が見るとアピールポイントになる所があるはずです。

退職前に聞ければベストですが、
退職後でも、一緒に退職した同僚に
聞くのも良いかもしれません。

このように、棚卸しを行うことで認識できた
「自分の強み」「売れるキャリア」
まとめることができます。

次はこれを用いて
採用担当者が会いたくなる魅力的な
職務経歴書にする方法を解説します。



読むと会いたくなる職務経歴書

書類選考で重要な職務経歴書ですが、
採用担当者は大量の応募書類を見るため、
30秒~1分しか見てくれません。

中高年の職務経歴書となると、
20年以上の業務内容を記載するので、
数ページにも及ぶ内容になります。

最後まで読んでもらうためには、
最初の数行を要約や、自己PR欄を設け、
相手が興味を持つようにします。

この職務経歴書の中で最も重要な
冒頭部分に、棚卸しでまとめた
「自分の強み」「売れるキャリア」を盛り込みます。

盛り込む際は、
その会社がどんな人材を求めているか
求人票やHP等から情報を集め、
採用担当が興味を持つようにします。

このため、冒頭部分は応募企業毎に
カスタマイズしたものになります。

このようにすることで、その先の職歴の部分も読んでもらうことができます。

その職歴の部分も、
業務内容をただ列記するのではなく、
棚卸しで書き出した
成果、工夫、頑張れたこと、褒められたことを盛り込みます。

これによって、魅力的な職務経歴書になり、
採用担当者が会ってみたい、面接してみたいと思わせることができます。



それでも書類選考通過は厳しい

魅力的になった職務経歴書で応募しても、
書類選考通過は簡単ではないです。

私は50社応募で、通過は僅か5でした。

再就職支援会社からは
「再就職は年齢数だけ応募しないと難しい」
と言われました。

しかし、年の数だけ応募すると言っても、
就職したい会社でなければ意味がないです。

ここで紹介する5社は利用した転職エージェント11社の中で、利用して良かった所です。

100%満足の求人はないかもしれませんが、
70%程度ならば、この5社の中から
見つかる可能性は高い
です。

ここで紹介の5社を早い段階で
利用することをお勧めします。

<再就職活動の経験から知っておくと有利になる秘訣を解説>

<納得できる再就職先の探し方を解説>

<再就職を4ヶ月で決める活動の進め方を解説>