この記事で伝えたいこと
・求人紹介がｴｰｼﾞｪﾝﾄの仕事では無い
・ｴｰｼﾞｪﾝﾄ が持つ求人に合う事をｱﾋﾟｰﾙ
・登録時の情報入力に手を抜かない
転職活動を効果的にするためには、
転職エージェントの事を知る必要があります
彼らの目的は求人を紹介する事でなく、
彼らが持つ求人に合う人材を探すことです。
彼らの目的を理解することで、
求職者はどうあるべきか見えてきます。
本記事では、
転職エージェントが何を求めているか、
それに対し、求職者はどうすれば転職を成功できるか解説します。
転職ｴｰｼﾞｪﾝﾄは企業との仲人
転職エージェントは、
企業と求職者との仲人と言えます。
仲人は結婚相談所を運営し、
相性が合いそうな二人を結びつけ、
成婚したら報酬を得ています。
相談所は二人から報酬を貰いますが、
転職エージェントは企業からだけです。
（報酬は採用者の年収の30%程度と言われています）
この事を考えると、
二人の希望と言うより、報酬を出す人の
希望を叶えることが目標となります。
つまり、転職エージェントの仕事は、
求人を紹介する事では無く、求人に合う人材を探すことなのです。
企業に薦めたくなる人材になる
転職エージェントは企業が出す求人に合う人材を探しています。
これを知れば、転職エージェントに対し、
相手にされない、求人が無い
という不満を持つのは無意味と解ります。
求職者がやるべきなのは、
転職エージェントが持つ求人に合った人材であることをアピールする事です。
具体的にはどうすることでしょうか？
結婚相談所の場合、
仲人が薦めたくなる人物は、
経歴や人柄が良い人という事になります。
転職の場合も同様です。
転職エージェントが企業に薦めたい人物は、
職務経歴が良くて、人柄も良い人です。
職務経歴が良いというのは、
単に大手企業勤務とか、
役職は何かという事ではありません。
これまでの仕事で、
どのような経験・スキルを身につけ、
それを活かして、会社だけでなく、
顧客や取引先等の周りの人達にどんな価値を提供してきたかが重要になります。
そのことを職務経歴書の冒頭に簡潔・明瞭に記載します。
それによって読んだ人が興味を持ってもらえるようになります。
従って、職務経歴書は応募時だけでなく、
転職エージェント登録時に提出する際も重要という事になります。
書き方を勉強した上で、時間をかけて作成して下さい。
書き方については、下記で解説しています。
次に人柄ですが、
婚活では「お見合い」になります。
会話の内容だけでなく、話し方や態度で、
書面では伝わらないその人の持つ雰囲気が分かります。
転職エージェントとの面談は、
まさに「お見合い」と考えるべきです。
そう考えれば、
面談時の服装はスーツで無くても良いかという質問は出なくなる筈です。
面談時の態度もおのずと決まってきます。
口コミで面談時の担当者の対応が悪い等を見かけますが、求職者は顧客ではありません。
紹介できる相手かどうか品定めされている事を認識するべきです。
「お見合い」のように緊張感を持って臨んでください。
お見合いでも酷い振る舞いをする人はいるそうで、
そういう人はいつまで経っても結婚できず、相談所のせいにするそうです。
なんだか、求職者が転職エージェントのせいにするのと似てますね。
上手に活用し転職を成功させる
転職エージェントは、
求人を紹介するのが目的では無く、
求人に合う人材を探しています。
それを理解した上で、
我々、求職者は企業に薦めたくなる人材であることをアピールする必要があります。
そうすることで、
このサービスを上手に活用でき、
転職を成功に導く事ができます。
ここで紹介する5社は利用した転職エージェント11社の中で、利用して良かった所です。
100％満足の求人はないかもしれませんが、
70％程度ならば、この5社の中から
見つかる可能性は高いです。
応募書類の準備を整えてから登録し、
緊張感を持って面談に臨むことで、
転職を成功させて下さい。
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