この記事で伝えたいこと
・再就職活動は事前準備が重要
・応募書類は企業毎にカスタマイズ
・年齢の数だけ応募する
40代半ばで希望退職に応じ、
約半年の再就職活動を経て、
再びエンジニアとして働いています。
30代の時に転職活動を経験しましたが、
その経験は全く通用しませんでした。
転職と同じ感覚だと確実に失敗します。
本記事では、転職活動とは全く違う
再就職活動の進め方について解説します。
再就職は事前準備が重要
転職活動は在職中に行きたい企業を探し、
見つかったら応募するスタイルです。
時間もお金も気にすることなく、
自分のペースで進められます。
しかし、退職後に行う再就職活動は、
ブランクが長くなると不利になるため、
早急に就職先を見つける必要があります。
このため、どうしても急ぎがちになり、
応募する企業の調査もそこそこに、
条件が合えば次々と応募していきます。
しかし、再就職活動は事前準備を
キチンとしないと成功しません。
その理由は、中高年は書類選考が
全く通過できないからです。
私は20社応募して
1社も面接できませんでした。
大手メーカーの技術者だったので、
多少の自信があったのですが、
見事に打ち砕かれました。
30代の転職活動時は、
書類選考が通過できない事は無かったです。
転職活動では書類選考は参考程度で、
面接に重点が置かれますが、
再就職活動は書類選考がメインで
面接まで進めるのはごく僅かです。
このため再就職活動は
応募書類に全力を尽くす必要があります。
職務経歴書の冒頭が超重要
中途採用する企業が求める人材ですが、
30代までは、ある程度の経験があれば、
それをベースに今後のレベルアップを
考慮に入れて採用するか判断します。
しかし、40代・50代は、
今後の伸びを考慮に入れる事はありません。
これまでのキャリアが全てになります。
それが企業が求める物と一致しなければ、
採用されません。
このため、職務経歴書は一度書いたものを
使いまわしては駄目です。
応募企業毎にカスタマイズします。
その会社がどんな人材を求めているか
求人票やHP等から情報を集めます。
その会社が求めている事と
自分の強みやキャリアがマッチすることを
アピールします。
そのアピールは職務経歴書の冒頭に
要約や自己PRとして記載します。
この部分はできるだけ簡潔で、
かつ効果的な文章にします。
その理由は、
採用担当者は大量の応募書類を見るため、
30秒~1分しか見てくれないからです。
最後まで読んでもらうために、
最初の数行で興味を持たせ、
面接したくなるようにする必要があります。
この冒頭部分が
職務経歴書の中で最も重要になります。
私は再就職活動で、この職務経歴書の
冒頭部分の作成に最も力を入れました。
これだけの事をやっても
50社応募して面接に進めたのは5社でした。
それだけ中高年の書類選考は
非常に厳しいです。
歳の数だけ応募する
事前準備をしても、
書類選考通過率は低いので、
応募数を増やす必要があります。
再就職支援会社からは
「再就職は年齢数だけ応募しないと難しい」
と言われました。
しかし、歳の数だけ応募すると言っても、
就職したい会社でなければ意味がないです。
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