【40代・50代】再就職を成功させる4つの活動ステップ | ものづくりエンジニアの仕事探し

【40代・50代】再就職を成功させる4つの活動ステップ

就職活動

この記事で伝えたいこと

・事前準備を一番した者が勝つ
・4ヵ月後の就職をゴールに設定
・年齢の数だけ応募する

業の業績悪化等の理由により、
希望退職を実施する企業が増えています。

希望退職を実施する企業の退職者の中には、
転職活動は未経験の人も多いと思います。

再就職活動を何から始めたら良いか解らず
不安に感じているのではないでしょうか。

40代半ばで再就職活動した経験から、
効果的な活動の進め方について解説します。

ステップ1:事前準備

活動は4か月後の再就職を目標に
以下の4つのステップを計画的に進めます。

 ステップ1:事前準備
 ステップ2:求人収集
 ステップ3:応募活動
 ステップ4:面接対応

この中で、最も重要なのが、
最初の事前準備です。

準備する事は次の2点です。

①これまでの経験を振り返り、
 自分の強みや価値観を把握した上で、
 職務経歴書を作成する。

②自分の強みを認識できた事で、
 できる事、やりたい事が明確になる。
 これを元に再就職プランを計画し、
 方向性を確定する。

①の経験の振り返りには
「仕事の棚卸し」と呼ばれる作業をします。

この作業で、自分の強みを認識でき、
売れるキャリアに気づくことができます。

そうすることで、セールスポイントを
職務経歴書に的確に盛り込むことができ、
面接でも効果的なアピールができます。

棚卸しのやり方については下記で解説しています。

②はできる事、やりたい事を実現するためのゴールを設定します。

重要なのは、
活動の最初に方向性を決めることです。

これにより、具体的にどんな仕事を目指し、
どんな働き方をしたいか認識できるので、
応募する際の優先順位が明確になります。

活動のスケジュールを決める際は、
採用のピーク期を考慮に入れます。

求人数が増えるのは1~2月、9~10月です。

この時期までに事前準備を完了し、
応募活動に入れるようにします。

理想的な進め方は、9月退職の場合なら
1月の採用ピークに合わせ、
4ヵ月後の再就職を目標にします。

再就職を4カ月で決める方法を解説しています。

再就職支援会社で言われたことですが、
「再就職は一番準備した人が勝つ」
のだそうです。

事前準備は 当たり前と思うでしょうが、
この当たり前をしない人が非常に多いです。

逆に言えば、やれば勝てます。

焦ることなく事前準備をしっかり行うことが
再就職成功の近道です。



ステップ2:求人収集

転職サイトは若手向けなので、
書類選考通過はかなり厳しいです。

求人は転職エージェントから入手します。

中でも、ハイクラス向けは
40歳以降がメインなのでおすすめです。

但し、登録の際は、
職務経歴の内容を充実させておきます。

そうしないと、紹介できる案件が無い、
あっても紹介数が少なくなります。

このためにも、先程の事前準備を行うことで
魅力的な職務経歴書を登録できるので、
紹介求人数を増やすことができます。
   

転職エージェント活用法を下記で解説しています。

ハローワークはブラック企業が多いですが、
掘り出し物もあります。

その見分ける目を養うために、
早い段階から毎日検索するようにします。

具体的な見分け方を解説しています。

ステップ3:応募活動

収集した求人から応募する企業を選びます。
応募にあたってのポイントは以下です。

・年齢数だけ受ける
 それだけ応募しないと内定は取れません。
 私は50社応募して、書類選考通過は5社、
 内定は僅か2社でした。

・条件が70%マッチしたら応募する
 今後、同様な求人が出てくる可能性は、
 無いと思った方が良いです。

 入社するかどうか悩むのは、
 内定が出てから考えましょう。  

・募集条件は本人次第で変わる可能性あり
 求人票は目安に過ぎません。

スキルや経験によっては
前職の年収を考慮してくれる場合や、
求人以外の別ポジションの提示もあります。

なので、職種や給与などの条件が、
希望と合わなくても諦めないことです。

そのためにも、職務経歴書を
充実させておく必要があります。

私の再就職がこのケースに該当しました。
その経緯は下記記事で解説しています。

・「給与が安い=就職しやすい」ではない
 給与が低い求人は若手を求めているので、
 応募しても駄目な場合が多いです。

若い人向けの求人かどうかの判断基準は、
求人票にモデル年収が掲載されていれば、
その年齢層を求めている
事になります。



ステップ4:面接対応

内定は職務経歴書70%(スキルのチェック)、
面接30%(コミュニケーションのチェック)
で決まります。

中高年の場合、書類選考を通過して、
面接に進める可能性が非常に低いです。

応募数の10%でも辿り着ければ御の字です。

逆に、面接まで進めれば
採用の可能性はかなり高いと言えます。

面接でのポイントは以下になります。

・面接は5秒で決まる
 これは面接ノウハウでは有名な言葉です。

第一印象が非常に重要で、
それを覆すことは容易では無いです。

最初の5秒は入室して挨拶までの時間です。
この短時間の印象で結果が決まります。

<身だしなみ>
 特に中高年は無頓着になっているので、
 自分では良いと思っていても
 誰かにチェックしてもらいましょう。

<正しい姿勢、明るい表情、活力ある声>
 最初の5秒間、
 この3点を満たす秘訣があります。

入室時の挨拶、
「よろしくお願いいたします」を言う時、
挨拶してから、お辞儀をするようにします。

よく、挨拶とお辞儀を同時にしがちですが、
前かがみの状態で発声することになります。

そうすると、俯き加減で表情が良く見えず、
しかも、声が通りにくくなってしまいます。

背筋を伸ばし、明るい表情で挨拶を行い、
それからお辞儀することで、かなり印象が良くなります。

・今までの経歴をダラダラと話さない
 まずは自己紹介が基本の流れになります。

 これまでの経歴を話す際、
 中高年は、20年以上あるため、
 時系列に話すと非常に長くなります。

 ここでは、要点を簡潔に伝えます。

 話す内容は企業が求める職務内容に
 応じた強みを伝えるようにします。

・ネガティブな話は厳禁
 必ず聞かれる退職理由です。

 リストラだとしても、
 「希望退職に応募した」
 という事実だけを伝えます。

 会社や上司が悪い等の
 「個人の感想」は厳禁です。

・謙虚さ・正直さは美徳ではない
 言わなくても良い事は言わないで下さい。

 希望退職の理由については、
 「会社から言われたから」ではなく、

 「事業縮小で、自分の能力を
 活かすことが難しくなったため」
 と答えるようにした方が、
 前向きな印象を与えられます。

・嘘はいけないが、多少の誇張はあり
 ネガティブな内容は事実だけを伝え、
 アピールの場合は、
 感想も加えて誇張するのもアリです。

実績等の定量的内容を盛るのは駄目ですが、
「大きく成長」「得意としている」
といった定性的内容は、個人の感想であり、
嘘にはなりません。

但し、あまり誇張すると、
根拠を求められ、困窮するので程々に。

・面接官を好きになる
 面接全体を通して意識することは、
 好かれようと思って話をする事です。

面接官が苦手なタイプかもしれませんが、
わずか数分間だけ好きになれば良いのです。

これを意識することで、明るい表情や声を
維持することができます。

それでも再就職は難しい

以上説明したステップで活動すれば
早期再就職の可能性は高くなります。

とは言え、
中高年の再就職は決して楽では無いです。

先程、「年齢数だけ応募しないと難しい」
と説明しましたが、
就職したい会社でなければ意味がないです。

ここで紹介する5社は利用した転職エージェント11社の中で、利用して良かった所です。

100%満足の求人はないかもしれませんが、
70%程度ならば、この5社の中から
見つかる可能性は高い
です。

ここで紹介の5社を早い段階で
利用することをお勧めします。

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